トゥルス・カーラの日記

心を盗むのはちょっとした軽犯罪よね…?ブログを読むと心を盗む軽犯罪者の仲間入り♡

母子心中事件から学ぶべき3つのこと【体験談あり】産後鬱(うつ)の原因や症状とサイン 

motherandbaby

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母子心中事件の発生


思い出すと胸が痛む。


かおるちゃん。

 


1つ年下のかおるちゃん。

家も近くて、毎朝一緒にお散歩したかおるちゃん。


かおるちゃんが死んだ。


3歳だった。


かおるちゃんのお葬式に母と参列した。

「どうして死んじゃったの?」

「お家の前で車にひかれちゃったんですって。」

母は確かにそう答えた。

 


小さな棺に、小さなお顔だけが花の中から覗いていた。


顔を見た瞬間に私はガタガタと震えた。


(怖い!怖い!!怖い!!!)


平気そうにした。

怖いなんて言えなかった。


恐怖が伝わってくる。

こんな感覚、初めてだった。

青白い唇に、顔には点々が広がっている。


娘の葬儀だというのに、かおるちゃんのお母さんがいない。


不思議だった。

私は母に

「どうしてかおるちゃんのお顔には点々があるの?」

「なくなると、時間が経って顔に点ができるものよ。」

「どうして?ほかのお葬式行ってもこんなに点はなかったのに。」

「さぁ、どうしてかな。ママにもわからないわ。」

「どうしてかおるちゃんのお母さんはいないの?」

「娘の亡くなった顔を見るのが辛くて耐えられないそうよ。」


その日の晩、私は1人ベッドの中でうなされていた。

天井に、かおるちゃんの顔が浮かんできた。


とにかく怖い怖い怖い怖い怖い!という感情でいっぱいになった。


そして次の日も、その次の日もかおるちゃんは出てきた。

頻度こそ減ったが、それは10年近く続いた。


葬儀には他にも何度か出席したこともある。遺体も見たことある。

それなのにどうしてだろう。

幼いながらに私は、

・天寿をまっとうする前に、幼くして亡くなったから。
・自分と同じくらいの子供の死は初めてで、私自身のショックが大きかったんじゃないか。


と自分の中で片付けていた。


だけど、忘れられなかった。

 

高校生でも大人になっても、交通事故のニュースを見るたびに私は母に

「かおるちゃんも家の前で轢かれたもんね。気をつけなきゃね。」

そう呟いた。

母はいつも、

「そうだね。」とだけ答えた。

 

3歳の子の死の真相を知る

子どもを無理心中から守ろう

子どもを無理心中から守ろう



かおるちゃんの死の真相を知ったのは、それから30年以上過ぎた頃だった。

 

私は母になって5年経とうとしていた。

父と電話していた時だった。

「車には気をつけろよ〜まだ小さくて危なっかしいからね!」と父が言った。

いつも通り私は


「そうだよね。かおるちゃんだって、家の前で轢かれたもんね。」と答えた。

「そっかぁ。ママはずっとそういうことにしておいたんだね。」

 

???

 

父は続けた。

「かおるちゃんはね、お母さんに殺されたんだよ。」

全ての辻褄のあった瞬間だった。

(恐怖を感じる死に顔 顔の斑点 葬儀に母親の不在 首の周りを花)

かおるちゃんはお母さんに首を絞められ死んだんだ。


「君が小さかったから・・・。
まさか、お母さんが、かおるちゃんを殺しただなんて言えなかったんだろうな。」

 

「ある時から、夜中に毎晩、家の電話が鳴るようになったの。

1時とか2時に。

んで、ママには電話に出るなと言ったの。」

 

「夜中にかかってくる電話ってロクなのないから。

金貸せとか、そういうの。」

 

「そしたらある朝、かおるちゃんのお父さんが、死んだかおるちゃんと、死に切れなかったお母さんを風呂場で見つけたんだって。」


「お母さんはそのまま精神科に入院ね。

今はどうしているのかなぁ。」


「お父さんも不思議な人でね。

人前で、かおるちゃんのお母さんのこと、けなすの。」

 

「お前はブスだなぁとか。

どうしてそんな顔しているんだとか。
かおるちゃんのお母さんの前で、パパとかママに向かって言ってくるんだよ。」

 

「夜中にかかってきた電話もそれから鳴らなくなったから。
きっと、かおるちゃんのお母さんだったんだね。」

 

上半身ではなく、顔だけを出して花に囲まれていた、かおるちゃん。

・顔の点々。

・言い知れぬ恐怖。

・娘の葬儀に出席しないかおるちゃんの母。

全て腑に落ちた。


3歳の子を殺したのは誰?心中の原因を探る

心よりご冥福をお祈りいたします

心よりご冥福をお祈りいたします

誰が殺したかといえば、かおるちゃんのお母さんだ。

優しくて、大人しくて、静かに笑う。

控えめな、黒髪のボブに眼鏡をかけたかおるちゃんのお母さん。

 

元気いっぱいで、いつもニコニコしていたかおるちゃん。
私の後をついてくるかおるちゃん。

天真爛漫で元気いっぱいのかおるちゃん。

 

☆☆☆

 


1人きりの育児


魔の2歳児と言われるイヤイヤ期


どんなに手を尽くしても泣いたり怒る我が子

旦那不在の夜が続く

ブスだなと最愛の旦那に言われ続ける

誰がかおるちゃんを殺したの。

もちろん、そんな選択をしたのはかおるちゃんのお母さんだ。

だが、お母さんだけの責任なのであろうか。

 

☆☆☆

 


時代は30年以上前の1980年代。

当時は昭和だった。

戦前教育の名残もあった。

戦地に向かう男が偉かった。


家内をけなして相手の家を持ち上げるような謙遜や卑下の美徳も残っていた。

専業主婦が多く、「お嫁さんを貰う」という価値観の世の中だった。

男は仕事、女は家事育児。
分業化の始まった時代だった。

 

☆☆☆

 

親の子殺しが正当だなんて思わない。

 

そんなことを言いたいわけではないんだ。
むしろ親の子殺しの罪は一般的な殺人罪とは程遠いほど軽い。

 

しかし、かおるちゃんと、幸いにも一命をとりとめたお母さんの健康や命は、どうしたら守られていたのだろう。


罪を重くすることでは防げないのではないか。

母親の母性とは?子どもとは?

お母さんと子ども

お母さんと子ども

ただ、解決したい。

減らしていきたい。


世のお母さん全てに、責任を押し付けても何も変わらないんだ。


「家電製品が昔より進化したから、育児くらいしろ!」

そういう人もいるね。

「母親は子どもが1番大切なはずだ!その子供の世話をできるなら幸せなはずだ!」って?

 

子ども的子供史観は近代生まれた概念です。
昔は「子ども」という概念すらなかった。

 

これは教職課程で習うことだが、ある社会学者の言葉を借りるならばヤギの子どもを育てるかの如く人は子どもを産み、小さい大人として育てていた。
中世の西洋絵では小人の大人のように描かれている絵がある。
これは小人ではなく今の価値観でいう「子ども」なのだ。

 

幼いのでつたないところはあれど、7歳頃から子どもは大人のように働き、酒を飲み、女をひっかけた。

 

(詳しくはフィリップ・アリエス 子どもの誕生など、専門書をお読みください。)

 

日本でも子捨て子殺しは、貧しい庶民にはよくあることであった。
子どもを育てようという意識が芽生えたのは江戸時代に入ってから。

それでも赤ん坊の世話は子どもの仕事であったし、父親も家事や育児をしていたそうだ。

実は専業主婦として母親だけが育児と家事をしているなんて、つい最近の生き方らしい。


人間に子ども時代があるなんて近代発見したものだし、母親の母性なども、豊かな現代の産物なのだ。

確かに女性は子どもを産むと、赤ん坊と触れ合うとオキシトシンという物質が脳内で出る。

それにより子供に愛着は増す。

しかし、たとえ現代人でも余裕のなくなった時、人は子を愛せるのだろうか。

真面目に赤ん坊の世話だけをしているお母さんほど、心を壊してしまうというのは想像に容易い。

人は「自分の心に嘘をつき始めた時」に壊れ始める。

行動で心を見ないように努力を始めると壊れ始める。

自分より他人(赤ん坊や旦那さんなど)の気持ちを優先しすぎて、自分の本心がわからなくなる。

「母親なんだから」と「子どもが可哀そう」の呪い

母親の母性とは

母親の母性とは



「お母さん」という名前がついた瞬間に色々な意見を他人が言ってくる。


「母親のくせに。」

「子どもがかわいそう。」

母親になった瞬間に、自分より子どもを優先するものが当然と思われる。

・母親のくせにそんな服装して。
・母親のくせにお惣菜買って。
・母親のくせに子どもにスマホ見せて。

自分の支度に一生懸命で子どもはほったらかしで「子供がかわいそう。」
いつも出来合いのもの食べさせられて、「子どもがかわいそう。」


・綺麗でいろ、
・家計助けるのに働け、
・働いていて子どもかわいそう、
・子どもいるのに派手よね、
・子どもいるから早く帰れていいわね、
・子どもいない人のこと考えて、
・子どもを1番に考えないなんて、
・子どもとずっと一緒にいられていいね、


妊娠と出産により乱れまくるホルモンバランス。

幼い我が子は少し目を離したら死んでしまう。

緊張。


少し大きくなっても、24時間

ママ!ママ!ママ!ママ!!


うちの子は体重増えるの遅いな…
食べないな…


〇〇さんのお子さんはまだ言葉が少ないのね。
〇〇ちゃんはオムツはずれ遅いね。

子の発育は母の責任なのか。

それでも、笑顔でママ、ママ、と手を伸ばしてくる我が子。

 

母への愛の期待値が自分も世間も高すぎる。

お母さんだって、一人の人間で、若い一人の女性です。

もちろん子どもを育てる責任はある。

だけど、やりたいこと、したいこと、あまりにも自分を後回しにしていると心が壊れちゃうよ。

それでも命を授かるのは尊い

産後うつを防ぐには

産後うつを防ぐには

子供を産むと、とてつもない多幸感に襲われる。

 

空が綺麗なだけで、水が綺麗なだけで、笑いかけるだけで子どもはとても喜ぶ。
子どもを通じて世界の楽しさや美しさを見れる。


どうか、忘れないでほしい。

産まれた時の奇跡を。


私がいなければ、この子は生きていけないから殺そう。


そう思う前に。


殺して殺人者になりたい?


人殺ししたくて産んだの?

自殺したくて産んだの?

不幸になるために産んだの??


違うよね。

我が子を殺そうと思うこと、自分も死のうと思うなんて、辛いよね。


辛いよね。

そんな状態、尋常じゃないよ。


頭がおかしいだなんて言うつもりないよ。

だけど、とてつもなく辛い、逃げ道がないって思う状態、普通じゃないよ。


そんなにメンタル弱いなら産むな!

辛いって産む前に予想できるだろ!って言う人は言うよね。


でも、経験してみなければわからないことって、あるよね。

 

母にも、子にも、期待や幻想抱きすぎなんです。

お母さんだって、泣きたいよね。

お母さんだって、怒りたいよね。

赤ちゃんポスト

赤ちゃんポスト

赤ちゃんポスト

殺す、捨てる、死ぬという選択肢を選ばないための最終手段。

 

熊本にある慈恵病院の院長の設置した赤ちゃんポスト

院長は生きている、死んでいる赤ちゃんを匿名で受け入れ続けたんです。

 

赤ちゃんポストの目的は、赤ちゃんの生命を守るため。

何らかの事情で中絶や保育をできない赤ちゃんの命を守り、また、お母さんが殺人や遺棄を選択しないように。


独りで産んで殺してしまう、産後鬱で自殺するくらいなら、とりあえず、命は助かる。
その利のほうが重くはないですか。


昔、5、60年くらいまえの北海道、十勝ではもらいっ子も普通だった。

 

「双子が産まれたから、1人あげるよ。」
「女の子しかいないの?なら男産まれたらあげるわ。」

なんて親戚同士で子どもをあげて、喜んでもらったりした。
「養子をとる」と言って、シングルマザーから子をもらったり。

 

少子化により教育費は高騰の一途。
核家族化。
転勤。
道徳や文化による母親の神格化。
育児家事分担。
孤独。

 

親であることの責任やハードルは年々上がっている。


何らかの事情で育てられないなら、もらったり、あげたりとか、昔くらいゆるくてもいいんじゃないの。

 

産後うつを防ぐ3つのこと

産後うつは10人に1人

産後うつは10人に1人

これからお母さんになる人、またそのご家族には知っておいてほしいことが3つある。

 

1 ホルモンバランスと精神状態

妊娠出産によるホルモンバランスの変化

妊娠出産によるホルモンバランスの変化

1つめは、妊娠と出産ではホルモンバランスが乱れまくること。

字にすると大したことなさそうだよね。
だけど、これ1番つらい。

 

「意志」とか「根性」とかの通用しない脳からの指令により、メンがヘラりやすくなります。


傷つきやすくなるし、怒りっぽくなったりもするし、悲しくなったり、落ち込んだり、イライラするし、疲れたりする。


そのうえ、子育ては待ったなし。

よく寝てくれる子もいれば、10分おきに起きて泣く子もいます。

真面目なお母さんほど育児に神経質になります。


妊娠後期から膀胱が圧迫されて頻尿になり、朝までぐっすりと眠ることができません。
子どもも、だいたい2歳頃まで6時間続けて寝られるようになりません。
メンがヘラる上に睡眠不足。
子ども中心で自分のことをするのもままならない生活。


想像してみてください。それが2年以上続くことを。
どれほど心身健康な方でも、2年も経てばかなり疲れると思いませんか。

2 子育てに神経質になりすぎない

子育てに神経質になりすぎていませんか

子育てに神経質になりすぎていませんか

2つ目は子育てに真面目な勉強熱心なお母さんが多いということ。

少子化や学歴社会など「わが子をきちんと育てなくては」という意識の高い方は多い。

母乳育児で病むお母さんも。

たしかに、6か月までは乳幼児突然死症候群の発生率や感染症リスクを低下させています。
ただ、微々たるものです。

授乳が長引くとこれもまたホルモンバランスを崩す要因にもなります。
母乳は初乳以外は大したメリットはありません。

何年も授乳させているとおっぱいはしぼんで形も崩れるし、女性にとっては哀しい側面もあります。

太ったり、胸がしぼんだり、それ自体もメンタルに悪い。

鏡を見ては、産前の自分と比べて落ち込んでしまいます。


母乳育児は本人が望めば応援し、辛そうでしたら粉ミルクを勧めましょう。
昔の粉ミルクより格段に組成が母乳に近く、栄養価も高くなっています。


多くの女性は母乳は努力なしに出るものではなく、食べ物飲み物に気を遣ったり、時には母乳外来でマッサージを受けたりと大変です。

 

とにかく、お母さんのストレスを取り除いてあげることをしましょう。

母乳でもミルクでも発育に差はありません。
むしろ、出にくい母乳でちょび飲みで育てて胃の育ちが悪いと、離乳食の食べが悪く苦労する方も多くなります。

(うちもそうでした…!)

 

あまり育児に熱心になっても無意味です。

幼児教育関係者は「3歳までが勝負!」と煽りますが、その後の追跡調査では否定されています。

よく幼児教育のうたい文句で使われている「インドで見つかった狼少女アマラとカマラ」の話は自閉症の子供の症状と酷似しています。

また、証拠とされているものは数枚の写真とインド人数名からの証言のみです。


はじめての子はお世話を頑張りすぎてしまうので、長男長女は神経質な傾向の方も多いもの。


ゆるめの育児を心かけるくらいでちょうどいい。
というか、飲ませて、食べさせて、おむつかえて、だっこして、お風呂入れて、寝かせてだけでもかなりの重労働です。

多少、テレビ見たり、携帯みたり、本読んだりするくらいでその子の性格は変わりません。

性格は遺伝子でほぼほぼ決定します。

高福祉社会になればなるほど、家庭よりもその後の友人関係などの環境要因で、成功などは決まります。

子どもを無視して自分のことばかりするのはよくありませんが、あまりに神経質にならなくても問題はありません。

「愛情」を注いで「楽しく」生活できていればいいんです。

3 妻のハートをプロポーズよりも射止めるのは産後

妻の心は産後つかみましょう

妻の心は産後つかみましょう

3つめは、産後の恨みは100年続くが、感謝も100年続くこと。

 

退職された職場の先輩が

「産後のこと、自分なりにはやったつもりだった。

でも、未だにあの頃はと、奥さんに恨み言いわれる。」と。

女は産後の恨みを忘れません。

だけど、女は感謝も100年覚えています。

どの女性も「今が人生で一番大変な時。」


好きな時に食べられない、

好きなもの食べられない、

好きな時に寝られない、

好きなだけ寝られない、

キャリア中断…。


一方旦那といえば、のほほんとマイペースに仕事していたり、今まで通り飲みに行ったり、赤ちゃんの世話は余力でするのみ。

うちも

「出産祝いに飲み会でおごってもらっちゃった。」と上機嫌で帰宅しました。


女性の決死の育児とはまるで熱量が違う。

「男は妊娠に喜ぶけれど、思ったより手伝わない。」という意見は多い。

繰り返しになりますが、産後2年間は女性が人生で最も苦しい時期です。
人生で1番大変な時期にどう扱われるかで、夫婦問題や離婚問題まで発展します。

実際、シングルマザー(ファザー)の4割が子どもの年齢が0~2歳の時に離婚を決意している。

産後どれほど母子をケアできるかで、結婚の命運ありといっても過言ではありません。

 

奥様をいたわり、

とにかく休ませ、

寝かせ、

子どもを連れて散歩し、

夜中のおむつ替えと授乳はミルクにして俺がやる。

(せめて週末だけでも)

これは男性のためにもなりますよ。

子育てに男性が参加するメリット

子育てに男性が参加するのはメリットもあり

子育てに男性が参加するのはメリットもあり



その1、子どもに対しての愛情や責任が芽生え、父としての自覚ができます。
その2、奥様と100年円満になります。
その3、奥様と良好になり、結婚生活を続けることができて長生きできる。

 

男性は結婚で寿命を買う

男性の結婚の最大のメリットは長寿

男性の結婚の最大のメリットは長寿

寿命という観点からみると結婚は男性にしかメリットはないんです。

 

独身男性の死亡年齢の中央値は66歳、離別77歳です。

男性全体だと81歳になるので10年以上長生きできる確率があがる。

独身か有配偶かで異なる男女の「人生」の長さ | ソロモンの時代―結婚しない人々の実像― | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

東洋経済2020/03/05)

一方の女性は、独身や離別死別のほうが既婚より長生きする。

結婚は寿命という観点からは男性にしかメリットはない。


この産後2年間の時期に多少、理不尽さや腹の立つことはあっても66歳で死ぬよりはマシだと考えるのもいいかもしれない。
なんせお金で命は買えない。

日本人の女性は世界的にみて自殺率は高い

日本の女性は自殺率が高い

日本の女性は自殺率が高い

日本人の自殺率は世界6位と高い。

中でも女性の自殺率は世界第3位です。(産経新聞2017年5月30日より)


自殺するのは7割は男性です。

しかし、日本人に限っては国際的に男性の自殺率はさほど高くありません。

 

女は死にやすいから大事にしろだとか言うつもりはありません。

男性より大変だとも。
けれど産後2年は特に注意も必要です。

産後うつの症状チェック

産後うつの症状

産後うつの症状

産後鬱の罹患率は10~15%もあり決して他人事ではない。

麻酔なしで身体を切り裂く、

手術痕の痛み、

ホルモンバランス、

子、

睡眠不足、

プレッシャー、

周囲の声…

やることなすこと子に邪魔される、

心身共に健康な若い方でも、これが1月2月…1年と続けば多少は病みませんか。

 

「結婚して出産して幸せの絶頂にいるはず!」

というのは世間の偏見であって、本人の心は地獄の場合もあるんです。

 

・涙が出る

・無力に感じる

・家事や育児などに自信がなくなる

・子どもを可愛いと思えなくなる

・この世から消えてしまいたくなる

など。

 

症状が軽いうちに医療機関に受診させる、または積極的に休ませましょう。

真面目なお母さんほど、自分より子どもを優先して悪化させてしまいます。

うつは気合や根性など意志で乗り切れるものではない。

また、愛の力でどうこうできるものではない。

 

まとめ 産後の状況を知る、考える

産後の状況を知り考える

産後の状況を知り考える

実際に私の人生の近くで起きた悲しい事件をシェアするのは抵抗がありました。
だけど、実際に起こりえることだとリアルに知ってほしかったです。

 

悲しい事件は、テレビの向こう側だけに起こることではない。

いつも静かに微笑んでいるお母さんの心は地獄なのかもしれない。
天真爛漫に笑う子どもはある時、殺されてしまうかもしれない。
「ふつうのご家庭」に起こり得ることなんです。


まずは知ってほしかった。

考えてほしかった。
そして、一緒に社会や目線を少しづつよくしてほしかった。

そんな気持ちで迷いましたが記事にしました。

 

周りで少しでも産後鬱の傾向のあるお母さんがいたら、まずは休ませて。
そして医療機関に這ってでも連れていきましょう。

軽度であればあるほど、治療はしやすいそうです。


子どもを産んだから偉いとか、お母さんを特別扱いしろとか、そういう話じゃないよ。


誰もが持つ生きづらさ。

みんなでみんなを、

少しずつほぐしていこう。

その1つとしてのシェアです。


今、心で泣いているお母さんへ 鬱になるとどうなるのか

心の中で泣いているお母さんへ

心の中で泣いているお母さんへ

あかちゃんを連れて歩いていると見知らぬ人に
「これからもっと大変よ。」なんて声をかけられること、ありますよね。


あれは、嘘です。

どんどん楽になります。

もちろん、人間関係や進路だとか、大きくなると違う悩みもあり、違う大変さもあるけれど。

 

「24時間全てが夫と子どものためだけに過ぎていって私のための時間はない!」という状態は小さくなっていきます。


何のために生きているかわからない!

私は他人の為だけのものなの?って、それも保育園、幼稚園に入る頃から徐々に減ります。

 

赤ちゃんの頃、あまり世話をしない男性も、2・3歳からちゃっかり子煩悩になることもあります。

 

子どもの悩みを夫に打ち明けても

「でも、子どもはかわいいでしょ?」

とか的外れな回答が返ってきて余計に疲れますよね。

 泣き止まない子どもを前に笑顔で接していても、本当に泣きたいのはお母さんですよね。

「こんな風に思ってしまう私が悪いんじゃないか。」とか自分を責めてしまうよね。

だけど、子育てって、大変だよね。

「つらい」

って思う心を封じ込めないでいてね。

心に嘘をつき始めたら、うつへの第一歩。

つらいって感覚を見ないことにするか、つらいけど、がんばるかは違う。

つらい、を認めないと、

何が好きか嫌いか、

何が楽しいか、

何が欲しいか、

何がしたいか、

見えなくなる。

見えなくなると、幸せが遠くなる。

生きるのが、つらくなる。

 

子どものことはどうともならん時期だけれど、お母さんが自分自身で選べるものは大切にしてほしい。

お気に入りのティーカップ

お気に入りのお財布、

お気に入りのお花、

お気に入りのお菓子、

ちょうどいいサイズの服、

ちょうどいいもの。

そういう「感覚」の1つ1つが、きっと助けになるから。

 

 

☆☆☆

 
あなたの心の愛が、消えて無くなりませんように。

いま、少し疲れているならば、お休みできますように。

助けを大声で叫べますように。

 

今より少し、優しい世の中に。

 

以上、トゥルス・カーラでした。

また後日お逢いしましょう。

youtu.be

セックスレスモラハラに苦しんでいる女性へ

離婚する前に読んでみてください。

note.com

 

執筆後記

f:id:tckyaba:20210118200327j:image

このエントリを書いていたある日曜日、

誰もいない部屋の防犯ベル(紐を強い力で引っ張ってとるもの。)が鳴って、それについていた懐中電灯がついていました。

夫も娘もいた時で3人で驚きました。

 

その日の夜、娘と温泉へ行きました。

娘に脱衣所でぺろぺろキャンディをあげたんです。

私が着替えをすませると娘が私を見上げて

「あのお友達はどうして死んじゃったの?」と聞くので「誰のこと?」と聞きなおしました。

すると娘は

「一緒にぺろぺろキャンディたべた仲良しの子…。」と。

 

どちらも「かおるちゃんだ。」

そう思いました。

恐怖は感じませんでした。

私は霊的なことはわかりません。

天国で幸せにしていることを祈っています。

 

この記事をどう感じるだろう?

見世物にしていないか?

この事件を知ってもらいたいか?

知ってもらいたくないか?

 

ずっと答えが見つからずに心にしまっていたエントリです。

不快に思われた方もいるかもしれません。

 

少しでも同情を寄せたり、思いを馳せてくださる方がいたら弔いにはなるのかな?と。

そして、「現実」として知ってもらうことは、防ぐことの一歩だと思って記事にしました。

(かおるちゃんの名前は仮名です。年齢も微妙に誤魔化していますが未就学児の手のかかるときです。)

 

あまりアクセス数はない当ブログですが…。

それでも、明日をつくるのは、私たちだから。

1人でも届けばいいと思い書きました。

1人でも、泣きたい人に、困っている人に、届きますように。

 

 

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 主な参考文献

女の一生の「性」の教科書 女医が伝えたい「知っておくべきこと」 (ブルーバックス)

独身か有配偶かで異なる男女の「人生」の長さ | ソロモンの時代―結婚しない人々の実像― | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

子どもの発見

科学的に正しい子育て~東大医学部卒ママ医師が伝える~ (光文社新書)

人は、なぜ他人を許せないのか?

世界標準の子育て